■ はじめに

近年、ペットの寿命が高まってきていますが、「ペットの健康寿命を高める」つまり、動物たちが健康で長生きできる環境を整えてあげることに注目が集まっています。

そんな中、“沖縄に動物達との共生を目指した施設がある”という噂を聞きつけ、思い切って取材に行ってみることにしました。

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■ 空港から1時間、、、たどり着いた施設

当日の羽田はあいにくの雨、、、しかも小雨ではなく大雨!

それもそのはず、取材当日は関東近郊に低気圧が押し寄せていました。

”飛行機が飛ばなかったらどうしよう?今回ホテル予約しちゃったし・・・”など心配していましたが飛行機は無事出発。

その後過ごすこと2時間半。。。飛行機は無事に那覇空港へ到着しました。

東京での雨が嘘のような、すごい快晴が出迎えてくれました。

そして、そこから空港で自動車をレンタルし1時間ほど運転をすると、今回目指す施設の「おきなわVetsPark北谷」に到着しました。

図4

とにかく広い、、、それが第一感想です。

真ん中に大きく構える階段に対して、右側が動物病院とケアセンターという医療施設側。

左側がペットショップやドッグカフェ、また動物と触れ合えるコーナーなどのいわゆる娯楽施設側。

そして写真には写っていないですが、左側に380坪のドッグランコーナーという構成です。

この施設の運営は、「動物病院22時株式会社」という動物病院が行っています。

今回は「おきなわVetsPark北谷」のご案内を、同社人事マネジメント室の長嶺様(以下、長嶺さん)にお願いしました。

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■ 沖縄最新&最大級の動物病院「北谷医療センター」

それではさっそく右側1Fの動物病院から案内していただきます。

入り口を通るととってもゆったりした待合スペースで、光が差し込みとてもリラックスできる雰囲気でした。

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受付が二つあり分かれていたので、長嶺さんに聞いてみたところ、我々が入ったのが日本人お客様の受付側だそうです。

沖縄ならではの光景らしいのですが、外国人の飼い主様も多いので受付スタッフも英語でコミュニケーションのとれるスタッフさんを配置しており、日本語対応スタッフと英語対応スタッフで、飼い主様も受付も分けているとのことです。

また怖がりのペットを飼われている飼い主様向けには、さらに隔離された専用の小動物待合室も完備しているとのこと。

飼い主の方への配慮を感じました。

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次に見学させていただいたのが診察室。

診察室は完全個室で全部で8室もあり、非常にきれいで清潔に保たれています。

よく見てみると英語で表記が統一されている診察室も、、、。

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聞いてみると外国人のお客様用に英語で問診や説明を行ったりする診察室だそうです。

 

そして次に案内されて驚いたのが手術室。こちらは2つあります。

我々が訪れた時間帯に偶然手術が行われており見学させていただいたのですが、手術室は全面ガラス張り。

手術をしている先生の、素早いメスさばきに目を奪われました。

※フラッシュなどで邪魔してはいけないので、写真撮影は自粛・・・

最後にお薬などの処方を行う処方室をご案内いただきました。すべてが整理整頓されてとてもきれいだったのが印象的でした。

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このほかに簡単な処置を行う処置室、CTスキャンを撮影するCT室、入院用の犬を安全に確保しておくための入院室などをご案内いただきました。

 

■ 至れり尽くせりの北谷ケアセンター

次に右側2Fにある「北谷ケアセンター」をご案内いただきます。

こちらはペットホテル、リハビリセンター、メディカルトリミングサロンなどの施設があります。

まずはペットホテルから。

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もちろんワンちゃんとネコちゃんで泊まっているお部屋は別々です。

驚かせたみたいで、ネコちゃんにびっくりされてしまいましたので、早めに退散することにしました。。。

次に、リハビリ室・老犬室へ。

動物のリハビリ施設があるというのもすごいですね。。。珍しい。

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こちらは、空を見ながらプールでリハビリ!ができる施設です。

図1

犬用の水中トレッドミル。ルームランナーとプールが一緒になったようなリハビリ設備もあります。

もうほとんど人間のリハビリと一緒ですね。

空を見ながらプールでリハビリができたり、水中トレッドミルで歩行リハビリをしたり、、、人間以上に充実している気もします。

次に老犬室もご案内いただきました。

こちらは加齢に伴い認知症や寝たきりなど24時間介護が必要なワンちゃん達を、飼い主様の都合で24時間のお世話ができない場合に、一時的に預かったりする施設だそうです。

 

そして最後に、メディカルトリミング室へ。

「メディカルトリミング」というのが聞きなれない名前ですが、こちらは通常のトリミングサロンでは難しいとされるペット達専用のトリミング施設です。

図2

例えば、心臓病・皮膚病、障害有、高齢、ケガ治療中、ノミ・ダニ保有、攻撃性が高いなどのペットでも、基本はすべて受け入れているそうです。

これは、「ペットの健康寿命」という点でも「飼い主様の精神的な満足」という意味でもとても大切だなと感じました。

そして一通り見て、この施設の総合的なすごさが実感できてきました。

例えば、1Fの動物病院で手術を行って、2Fで経過を見ながらお泊りして、リハビリもがんばる、、、また病気が治りかけの時もメディカルトリミンサロンに通いペットをきれいに保つ。

そういったことが一つの場所でできてしまうのです。

長嶺さんの説明によると、加えてこの施設には獣医さんや動物看護師さんの宿直ルームがあり、24時間監視体制が確立されているとのこと。

これなら飼い主様もペットも安心して施設を利用できるなと感じました。(後編へ続く)