図6

心臓病は、ペットで比較的よく見られる病気の1つです。

特に高齢犬は、年齢と共に身体が衰えていくものです。

心臓に負担をかけないような生活ができれば、愛犬の負担も減ります。

では、家庭内でどんな生活をすればいいのでしょうか?

今週は、そんなお話をしたいと思います。

気を付けるべき環境とは?


図5

愛犬が、なんらかの「心臓病」の時、環境で注意しなければいけないポイントが2つあります。

その1つは、「温度管理」です。

冬の寒さは心臓に負担をかけることは良く知られていますよね。

実は他の季節でも、注意が必要です。

 

わんちゃんは特に暑さに弱く、汗をかくことが出来ません。

そのため暑くなった時には、自ら呼吸を激しくさせて口から熱を放散させます。

図7

舌を出して「ハァハァ」言っている姿を夏にみかけると思いますがそれがそうです。

実はこの行為は、心臓に大きな負担をかけることになります。

かわいそうだからと、クーラーを効かせすぎてしまうと、今度は外との温度差で血圧が上がってしまうこともあり、それもまた心臓に負担をかける事になります。

秋になっても天気がよく気温が上がる日もあるので、そんなときは風や日陰を利用して、自然のひんやりとした空間を作る工夫をしてあげる事が大切です。

心臓に最も負担をかける原因は?


あともう1つ、心臓に最も負担をかける事があります。

それは「興奮・ストレス」です。

図8

もし元々チャイムが鳴るたびに興奮してしまう場合には、チャイムを切ってノックに変える事をお勧めします。

大きな声を出したりするのもよくありません。

ドキドキして、心拍数が増えるので負担が大きくなります。

大切な事は、どうしたらわんちゃんの精神が平穏でいられるかです。

また、ペットと言うのは家族の精神面にも非常に敏感です。

家庭内のいざこざはなるべく避けて、優しい気持ちでわんちゃんに接してあげることもとても大切なことです。

環境づくりと健康診断の大切さ


薬で抑えるだけではなく、こうした環境づくりもとても大切な事の1つです。

もし心臓病になってしまったら、状態をどれだけ悪化させずに毎日、日々を過ごすかということが最も重要な事になるのです。

図9

また早期発見するためには、定期的な健康診断をして欲しいと思います。

健康診断なんて必要ない、と言われる方もいらっしゃいますが、ペットは言葉を話せません。

その分、飼い主さんがケアしてあげるかどうかで決まります。

健康で長くわんちゃんと生活できる為にも、定期的なケアは大切にして欲しいです。