猫好きの間では聖地と言われている、猫本専門の「にゃんこ堂」を訪れてきました!
「にゃんこ堂」は神保町の「姉川書店」内にある、猫本を集めたコーナーのことだそうですが、猫好きがついはまって長居してしまうことから、ひそかに「猫好きホイホイ」とも言われているとか。今回は実際に訪れた様子をレポートします!

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(Photo by Oyasu)
 

「にゃんこ堂」とは?

「にゃんこ堂」がスタートしたのは2013年6月10日。
神保町「姉川書店」内にオープンした、猫本専門コーナーです。
「にゃんこ堂」の店長は、猫のリクオくん。リクオ店長はとても内気な性格のため、普段はお店にはいらっしゃらないそうですが、「にゃんこ堂」のFacebookページでその姿を見ることができます。

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リクオ店長(画像提供:「にゃんこ堂」)
 

ところで、どうして「にゃんこ堂」を始めることになったのでしょう?その経緯をリクオ店長の秘書である、アネカワさんに聞いてみました。

「大型書店やコンビニ、アマゾンで本を購入する人が増える中で、街の小さな書店が出来ることは…と考え、 専門書棚を作ることにしました。ヨガでも猫でも世界旅行でも何でもよかったのですが、商品探しをした時に一番面白く奥行きがあったのが“猫”だったため猫本専門に決めました。」

とのことでした。

なるほど、そうやって「にゃんこ堂」は誕生したのですね。

実際に訪れてみると店内の半分以上が猫本と猫グッズで占められており、猫本専門書店といってもいいくらいの充実した品ぞろえでした。

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入り口からずらりと猫!猫!猫! (Photo by Oyasu)
 

入口にたくさんの猫の写真

どこから見ようかと店内を見回してみると、入り口にたくさんの猫の写真が飾ってあるのに気づきました。

「これは、どこの猫ちゃんですか?」と姉川書店の店主さんに尋ねてみると、「お客さんがね、持ってくるんだよ~。」と教えて下さいました。
「こうやって、お店に自分の猫の写真が飾ってあるとまた来てくれるんだよね。」とも。

なんだか、ほっこりするお話ですよね。こうやって人と人が交流できるのも街の書店の良いところだと思います。

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入口には猫の写真がいっぱい! (Photo by Oyasu)
 

猫本をチェック!

さて、猫好きがまずチェックするのは、猫写真家としても有名な岩合光昭さんの本ですよね。 もちろん目立つ場所に置いてありました!

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岩合光昭さんの本 (Photo by Oyasu)
 

他にも気になる本が色々。
こちら、シュール感がただようコミック『中村猫整体院』。
肉球マッサージが受けられる整体院なんて、うらやましすぎます!

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『中村猫整体院』 (Photo by Oyasu)
 

こちらも肉球つながりで、『ねこの肉球診断BOOK』
猫の肉球から体調を読み取るといった、東洋医学的診断法が学べるそうです。
人間でいうと足裏のツボを学ぶみたいなものでしょうか?手書きのPOPを読むと興味が湧きますね!

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『ねこの肉球診断BOOK』(Photo by Oyasu)
 

それから、こちらも気になるコミック『おかゆネコ』
吉田戦車さんの本なんですね!知らなかった!
「くるり 岸田繁氏、感嘆。」と帯に書かれていましたよ。

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『おかゆネコ』 (Photo by Oyasu)
 

まだまだ、気になる本がいっぱいあったのですが、全部紹介できないのが残念です!

「にゃんこ堂」の猫本セレクトのこだわり

「にゃんこ堂」にはどれくらいの猫本があるのでしょう?
店長秘書のアネカワさんに聞いてみたところ、「現在は約400種類、約2000冊」とのこと。

猫本は、現在は猫関連の新刊であれば入荷するようにしており、さらに、新刊以外の猫本はネットや図書館で検索し、内容をチェックしてから注文という感じでコツコツと増やしているそうです。

また、猫本のセレクトは、
「猫本コーナーは表紙を見せてディスプレイしているので、表紙がステキかどうか」
「猫本に出来るだけ紹介POPをつけるようにしているので、思わずPOPを書きたくなるかどうか」
にこだわっているそう。

なるほど、コツコツと本をセレクトして、ディスプレイにも気を配り、手書きのPOPをつけるといった丁寧な仕事が、「にゃんこ堂」を訪れた時に感じる温かさにつながっているのですね!

猫グッズも充実!

「にゃんこ堂」では、猫グッズも充実していました。
どれもかわいくて、ついたくさん買ってしまいそうなのをこらえるのが大変でした!

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猫グッズコーナー (Photo by Oyasu)
 

迷いに迷って、我が家の飼い猫「ねこさん」に似ている猫ストラップと猫のイラストが素敵なトートバッグを購入しました。
レジで気づいたのですが、猫本専門店なのに猫グッズしか購入してなかったのです。お恥ずかしい…。
それにもかかわらず、姉川書店の店主さんは「にゃんこ堂」特製のブックカバーを付けて下さいました!
ありがとうございます!その心遣いにもほっこりさせて頂きました。

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購入したグッズ。下に敷いてあるのが、ブックカバー。(Photo by Oyasu)
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猫ストラップと我が家のねこさん。柄がそっくり! (Photo by Oyasu)
 

この春、新生活を始めた人におすすめしたい猫本は?

最後に、にゃんこ堂店長秘書のアネカワさんに「この春、新社会人、入学など新しい生活を始めた方へおすすめの猫本」を教えて頂きました!

① 『だいじょうぶ。 ニャンとか生きていけるよ』(伊藤 淳子 (著), 南幅 俊輔 (著) PHP出版)

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画像出典:PHP出版
 

心が消耗し、自分を見失いそうになった時にオススメの一冊。
「不完全だからいいんだよ」という老子の言葉と、ソトネコのしたたかにたくましく生きる姿で、自分を取り戻してみてください。

② 『猫本専門 神保町にゃんこ堂のニャンダフルな猫の本100選』(神保町にゃんこ堂 アネカワユウコ (著)宝島社)

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(Photo by イヌモネコモ編集部)
 

こちらはアネカワさんの著作。ここに紹介されている猫本からお気に入りの一冊を選ぶのもおすすめです。アネカワさんいわく、掲載されている猫本は「猫写真集はもちろん、猫の絵本や猫小説も癒し効果が高かったり、メッ セージ性が高く心に響くものが多い」そうですよ!

新生活にちょっぴりお疲れのみなさま、猫本に癒やされてみてはいかがでしょうか?

こんな感じですっかり長居してしまった「にゃんこ堂」
何時間でも居続けてしまいそうな、居心地の良い空間でした。
猫好き、本好き、本屋好きのわたしにとっては、まさに聖地と呼べる場所。
アネカワさんは、「あなたの街にも『神保町にゃんこ堂』が出来たらいいなぁ」という構想もお話ししてくださいました。こんな温かい街の本屋さんが少しずつでも増えていくといいですね!

【にゃんこ堂】
所在地:東京都千代田区神田神保町2-2  姉川書店内
電話:03-3263-5755
営業時間:平日10時~21時、土曜12時~18時、日曜定休
Facebookページ
https://www.facebook.com/nekobon.nyankodo/timeline?ref=page_internal