写真の撮り方1

前回は「猫をカメラに慣れさせること」について書きました。

ほんの一週間で慣れるかは猫ちゃんによって違います。
カメラを初めから怖がらず、むしろ近付いて来る子もいれば、シャーシャー吹いちゃう子もいます。
当たり前にあるものとして、引き続き部屋に転がしておきましょう。シャッター音を怖がるのなら、音を消しましょう。
慣れれば音も怖がらなくなりますよ。
撮影者も含めて、猫と仲良しになることが可愛い猫写真の基本です。

サッカー漫画の「キャプテン翼」の翼君が強烈なシュートを顔面でブロックした後に真っ赤な顔で言っていました。
「ボールは友達。怖くないよ」って。そんなノリです。
でもその後、翼君は全力で友達を蹴っ飛ばして破裂させていから、ちょっとノリが違うかもしれないけど(笑)。

とにかく、どんなことだって、仲良くなることが大切です。自分と猫はもちろん、猫とカメラもそうです。

そして自分とカメラも仲良くなりましょう。
カメラにはいろんな設定がありますからね。
少しずつでいいので使いこなせるようになりましょう。


ノンフラッシュ撮影で自然に

友達になる基本の、次なる基本。それはフラッシュ(内蔵ストロボ)を使用しないということです。

写真を見て頂くと一目瞭然かと思いますが、フラッシュで撮ると、どうにも不自然で平面的な写真になります。
しかも、せっかくカメラと友達になったのに突然の発光、猫ちゃんも嫌がりますね。
もちろん猫の目にも良くありません。
人間だろうとフラッシュの光には慣れないですよね。

写真の撮り方2
フラッシュなしで自然な感じに
写真の撮り方3
極端に悪い例ですが、色も飛んでしまって、背景にも不自然な影が出来ます。
もちろん猫も嫌がります。(例とはいえ撮影してごめん!)

部屋の中で撮影する時は、カメラが自動で内蔵ストロボを使って撮影しようとします(光が足りない為)。
なので、カメラ側の設定で「オフ」にしておきましょう。
カメラの取扱説明書の目次を見ると、『内蔵ストロボ』『フラッシュ撮影』などの記載があると思います。


スマホで撮影する時もフラッシュはオフに

iPhoneだと、カメラアプリを開いて、左上にある雷みたいなマーク。これをタッチすると、「自動」「オン」「オフ」と出てきます。
「オフ」をタッチすると、雷マークの横が「オフ」の状態になります。

写真の撮り方4

猫撮影に限らず、どこかのお店に行って撮影した時、突然発光して目立ってしまう時もありますからね。
料理やケーキなどもフラッシュオンで撮ると美味しくなさそうになります。
基本的にはオフの状態がいいかなと思います。


カメラの基本テク『半押し』をマスターしよう

いまのカメラはオートフォーカスが基本です。
オートフォーカスとは、シャッターを押せば勝手にピントを合わせてくれる、カメラの機能です。

オートフォーカスのカメラでは、シャッターを半押しすると、ピピッと電子音がなってピントがロックされます。
この状態を「オートフォーカスロック」といいます。そのまま押し込むとシャッターが切れます。

どこかにピントが合わないと、シャッターが切れないようになっています。
このピントが合うまでの時間はデジタル一眼が一番早く、コンデジは少し遅いです。
一概には言えないですが、高いカメラほど早い、といった感じですね。

もちろん半押しせずに、はじめからシャッターを深く押し込んでも撮影は出来るのですが、ピントが合っているかどうかの確認はした方がいいですよね。
「よし、ちゃんと合っているな」と、確認してから押し込むことで、失敗写真もなくなります。
それに「半押し」というテクニックは覚えていた方がいいので、是非マスターして下さい。

写真の撮り方5
(液晶モニターや、ファインダーを覗くと見える□や[ ]などのマーク。カメラはそこにピントを合わせます。)
写真の撮り方6
(半押ししてピントが固定されると電子音がなり、マークの色が変わります。)
* カメラによって違いますので、詳しくはお持ちのカメラの取扱説明書をお読み下さい。

自分の思い通りにピントを合わせる

コンデジのオートフォーカスは、中央付近にあるものにピントを合わせる特性があります。これだと、猫を中心にしか撮れませんよね。
可愛く撮れないわけではないですが、そればかりだと構図的には面白みに欠けます。そこで活躍するのが半押しです。

シャッター半押し状態のまま(ピントがロックされた状態)、猫との距離を変えずにカメラ平行移動して、いい位置でシャッターを押し込みます。
これで自分の思い通りの構図で撮影することが出来ます。

写真の撮り方7
(中心ピントで撮影)
写真の撮り方8
(ピントを左の猫にあわせて、そのまま平行移動して3匹の猫が入る位置で撮影)

前回と今回書かせて頂きました『基本』。
これをマスターしないと猫を可愛く撮ることが出来ません。
難しくはないのでしっかりとマスターしましょう。

さて、次回は「まんまるな瞳」を撮影する方法を書いていきます。お楽しみに。