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前回書かせて頂きました「まんまるな瞳」を撮影する。少し慣れるまでは難しいかもしれません。
でも一番可愛い瞬間だから、はじめにやっておきたかったんですよね。
また、そこも意識しながら今後の撮影に生かして頂けたらと思います。

とか言っておきながら今回のコラムは『猫が寝ている姿』の撮り方。
「目ぇーつぶってるやん!」って声が聞こえてきますね。すいません。
でも睡眠中が「可愛い猫の撮り方」では最も簡単ですからね、まだまだ続く長い連載、先にやっておこうと思います。

猫の寝ている姿はシャッターチャンス

猫を飼っているけど上手く写真を撮れない方の撮った写真は、たいてい寝ている姿だったりします。
今回はそれをもう少し可愛く撮れるようなコラムになればいいなと思います。
紹介するテクニックは睡眠中だけではなく、色んなシーンに当てはまります。
でも、睡眠中が一番いろいろ撮れる瞬間ですよね。

余談ですが、猫は「寝る子」だから、「ねこ」とも言われています。
一日の睡眠時間は14~20時間。子猫の方がよく寝ます。
どんだけ寝とんねん!ってくらい、とにかく寝ています。
それはもう気持ち良さそうに。全くもってけしからんです(あー羨ましい)。
睡眠時間を削って仕事している日には、全部放り出してお腹に顔をうずめて一緒に寝たくなります。
でもそれは出来ないからゆすって起こしてやりたくなります。
でも起きていたら、それはそれでたいてい邪魔してきます。それが猫です。
もう勝手にしなさい、諦めて仕事します。

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(邪魔してきたらせっかくなので撮りましょう。題して「猫だけどマウス」)


気配を消す

いきなり「気配を消す」だなんてドラゴン・ボールみたいなことを書いていますが、猫は警戒心が強いので、カメラを起動したり、撮影しようと少し動くと起きちゃう子がいます。
こればっかりは仕方ないです。
テレビがうるさくても、猫をじっと見ていても、家族でワイワイご飯を食べていても寝続けているのに、カメラ手に取った瞬間に起きることもよくあります。
スマホだとカメラを構えて、ピントを合わせて撮影するまでの間に起きることも多々あります。

なので、なるべく猫の方を見ないように静かにカメラを取り(部屋にはカメラが転がっているはず)、「撮影しますよ」ってオーラは隠して、いつものただの自分の作業をしているだけだよって感じで、撮影の準備をしましょう。
なんとなく気配を消すだけでも全く違います。とにかく、猫はそんな気配を感じられるんですね。

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(可笑しなポーズで寝ていたので、素知らぬ振りでそーーっと近寄って撮影。題して「チョンマゲ」)


背景を入れて撮る

よくありがちなのが、ただ近寄って撮ること。
猫好きの方から「ほら、可愛いでしょー」って見せられる写真が全部同じに見えます。
ダメという訳ではないですが、背景を入れることだけでも、写真の雰囲気がガラッと変わります。
旅行の記念写真だって背景って大切ですよね。それと同じです。
部屋の家具の並びや机の上に置いているものだけでも当時のことを思い出せるものです。
いつ撮ったか分からない写真よりも、懐かしいって思える写真の方がよくありませんか?

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(部屋全体を入れて撮影。日常を感じる、ほんわかした写真に)


アングルを変えてみる

いつも同じ視点で撮る。これも避けたいです。
僕は猫写真だけでなく、風景写真なども撮るのですが、まず知ってほしいのは、自分の目線はみんなの見ている目線と同じということ。
だから、ただ撮るだけだとありがちな写真になってしまうんですね。
デジカメのデータやアルバムを見返すと同じような写真がズラリという結果になっていませんか?
猫を撮るにもいろんなアングルがあります。そこからまた、自分の知らない可愛い我が子を見つけることが出来ます。

ちなみに、多頭飼いだと冬はくっついて寝ていたりするから可愛さ倍増します。

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(お腹を枕にしています。真上から撮るのもオススメ)

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(カゴの中で就寝中。猫と目線を合わせて撮影)


寝起きの伸びを狙う

先ほども書きましたが、カメラを起動したり、自分が少し動くだけで起きちゃう子もいます。
逆に寝ている姿を撮れない子なら、寝起きのノビしている瞬間を狙いましょう。
全く気にせずひたすら寝続ける子の場合は少し揺すってみましょう(笑)。
寝ぼけるように半目で、でもやっぱり眠たくて、そしてとりあえずノビます。シャッターチャンスですね。

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(なでなでしたら座布団から転げ落ち、伸びをしたまま就寝)


「寝ている姿」といってもいろいろなポーズがありますからね。おかしなポーズをする変わった子もいます。
まさに、猫それぞれです。
なでなでしたらゴロゴロ転がってそのまま就寝、なんてことも。
ナイスなポーズに巡り会うこともあります。
ほんと、猫って笑いと癒しを運んで来てくれますよね。