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こんにちは、雨樹一期(あまきいちご)です。前回は少しだけアングルについて書きました。

寝ている時に限らず、猫の可愛いアングルはいくつかあります。アングルを変えるだけで表情も変わります。

そこで今回は撮りやすくって可愛い、「地べた撮影で猫目線写真」を紹介致します。
地べた撮影とは、カメラを持たないで床に置いて撮影する方法です。

今回のメイン画像は、動物病院の看板にもなったことのある写真。
これまでに何度も地べた撮影をしてきましたが、これを越える写真は撮れたことがありません。

というより、猫を撮影してきて、これ以上の表情に出会ったことがないかもしれません。

カメラを怖がっていないこともそうですが、なんの疑いもないような、それでいて興奮している状態でもない、愛情を感じとってくれているからこその、とても穏やかな表情じゃないかなぁと。
普段はめっちゃ怒りっぽい子なんですけどね。
だからこそ余計に、飼い主としてはたまらない一枚です。

横になっている自然体だからこそ出る表情があると思うので、みなさんもぜひそんな瞬間を見つけて下さい。

カメラを床に置いて撮影しよう

地べた撮影は、何も難しいことはありません。
寝転んでいる猫ちゃんを、カメラを床に置いて撮影するだけです。床に置くことで手ぶれの心配もありません。
しかも他とはちょっと違うアングルで、まるでプロが撮ったかのような写真になる、ことも。
まさに初心者にはうってつけの撮影方法です。

デジタル一眼なら、高さもあるのでそのままでもいいですが、コンデジはレンズの位置がやや低くなるので、本などを置いて高さをかせぎましょう。

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(机の足部分を枕代わりに。ぼーっとしてますね)
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(全身を入れても可愛いです。畳と木の棚も合っていますね)

カメラ目線をしてもらおう

どうせならカメラ目線を頂きたいところ。
ごそごそやっていたら見てくれる子もいますが、簡単に注意を惹き付けるには、やっぱり猫ちゃんのおもちゃ。
でも、ここは少し気にしてもらう程度ならなんでもいいです。
僕はボールペンを使います。猫は先が尖っているものが好きですからね。
視線を惹き付けて、そのままボールペンをカメラのレンズの上にスッと持って来るだけ。
この時そのボールペンが写らないように気を付けましょう。

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(座布団の上で寝転がっているところ。カメラ目線の様で、レンズの上のボールペンの先を見ている)
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(二匹いても同じ方法でオッケー)

猫の自然な姿を撮る

地べた撮影が面白いのは、猫と同じ目線になるということです。
もちろんカメラ目線も可愛いですが、あえてそこは意識せず。
次は自分が猫になった気分で、我が家の猫ちゃんの日常を盗み撮りしましょう。

猫ちゃんからしたら「カメラは意識の外」という状態が理想的です。
人を撮影する時でも、カメラを意識すると堅くなったり、ポージングしたり、不自然になることがあります。
モデル撮影では「はい、終わりました!」と声を掛けた瞬間に撮った写真が最高の一枚ということはよくあります。
それは「カメラが意識の外」=「自然な状態」だからです。

まずは同じくカメラを地べたに設置します。
しばらくはじっと息をひそめて、気配を消しましょう。
カメラに慣れていたとしても、飼い主がコソコソ動いていると、猫ちゃんも気になりますからね。
こちらを気にしなくなったらシャッターチャンスです。

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(二匹はあまり仲が良くないので、微妙な距離がありますね。どことなく落ち着きがないようにも見えます)
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(外が気になるのか、カメラがあることなんて完全に無視です)
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(カメラよりも、レンズキャップが気になる様。チョイチョイして遊んでいました)

地べた撮影はノラ猫を撮る時にも

地べた撮影は、ファインダーやモニターを見る為に自分も寝転がることになります。
そのため、ピントを合わせることがちょっぴり難しいかもしれませんが、いつもの自分の視点とは違った世界を撮影することが出来ます。
これはノラ猫を撮影する時にも使える撮影方法です。
ただ、外で寝転がるには勇気もいるので、かなりの猫好きしかやりませんけどね。
ですが、猫にとっては立ったまま撮影されると圧迫感があるけど、寝転がっていると近付いてみようと思うものです。それも撮影する側としては利点になりますね。

次回は、地べた撮影の応用編。ローアングルでの撮影について書かせて頂きます。お楽しみに。