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猫を可愛く撮るには、猫の性格を知っておく必要があります。
猫を飼っている方のほうがより上手く撮れます。
猫好きのアマチュアの方が、プロよりも上手く撮れる、かもしれません。
とにかく、猫の性格をつかむことも撮影には重要です。

性格は猫によって全然違います。
猫は犬とは違って「気まぐれ」と言われていますが、犬のように甘えて来る子もいますし、抱っこを嫌いな子もいれば、触られることさえ嫌いな子もいます。
来客があれば挨拶をしにくる子も入れば、家のチャイムが鳴るだけで隠れてしまう子もいます。
なので、僕がここで書いている撮り方は全ての子には当てはまらないかもしれません。
あなたの猫ちゃんの性格に合わせて撮影して下さい。

さて、猫それぞれとはいえ、ある程度共通した性格というのがあります。
それはどれだけビビリな子でも、好奇心が旺盛ということ。「観察すること」が大好きなんですね。
ふいに気配を感じて振り返ったら、猫がこっちを見ていることってないですか?
そう、飼い主の日常も観察されているんです(笑)。部屋の窓から外を眺めていることもありますよね。
とにかく「観察」は猫にとっての日常なんです。

以前、「猫目線で撮る」ということを書きましたが、これはその応用編というか番外編。なるべく猫と目線を合わせて撮りましょう。

題しまして「家政婦は見た」です。

全身が入らないように撮ろう

「家政婦は見た」風に撮るには、覗かれていることが重要。猫ちゃんの全身が写らないように撮りましょう。半身で乗り出している状態がベストです。

撮影方法ですが、猫ちゃんを誘導するのではなく、まずは自分から隠れます(笑)。すると猫ちゃんもこちらを気にして覗いてきます。

難しいようであれば、音をたてたり、おもちゃを使ったり、名前を呼んだりして、注意を惹き付けましょう。撮影は猫目線で。

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(段ボールの後ろにいたので、おもちゃをチラ見せして、乗り出してきたところを撮影)
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(壁の後ろに隠れていたので、名前を呼びかけて、こちらを覗いて来た瞬間を撮影)

ドアを少し開けて、両目を入れずに撮る

「家政婦は見た」風の理想的な写真は、部屋の外から半身でこっそりとこちらを見ているシーン。
日常的にもそうやって猫がこちらを見ていることってありますよね。
来客があった時なんかは少し警戒するので、まさに部屋の中にいる人達を観察します。

両目を入れずに撮る撮影のコツです。

まず、部屋のドア(理想は引き戸)は少し開けておきましょう。
開け過ぎると普通に部屋に入って来ちゃうので(笑)、中に入れないくらいの絶妙な隙間を開けておき、猫の両目が入らないように、カメラをズラしながら撮りましょう。

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(両目を入れないことで、覗いた感もアップ)
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(左:部屋を覗いているところを横から。右:正面から)

おまけ

以下の写真。猫同士での覗き合いです(笑)。
観察というより警戒。そろりそろりと深夜の泥棒のように歩いていました。
この二匹はたまに追いかけ合っていました。
大喧嘩するほどではないですが、あまり仲は良くありませんでしたね。隠れる場所があるほど喧嘩も多くなります。

猫同士でも性格が合う、合わないっていうのがあるみたいですね。
色んな性格があるなーって思えるので多頭飼いはやっぱり楽しいです。
仲良しだと一番なんですけどね。

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(これが二匹のギリギリの境界線)
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(お互い気配はビンビンに感じてるようですね。そろりそろーりと近付いています。そして姿が見えた瞬間に!まさに、一触即発)

さて、次回は猫写真のド定番「あくび猫」の撮り方です。
キラリと牙が見える姿が可愛くもあり、悪魔のようでもあります。お楽しみに。