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こんにちは、雨樹一期です。

今回はガラリと趣向を変えて、フィルムカメラでの撮影方法です。
方法といっても基本はデジタルと同じですが、なんでもオートでやってくれるデジタルカメラと比べると難易度はグンと高くなります。

フィルムカメラやフィルムについて詳しく書いていくと果てしなく長くなるので、まずは「こんなのもあるよ」と、認識して頂ければ幸いです。

「フィルムカメラ」とは

フィルムカメラといえば、皆さんに一番馴染みのあるのが、「使い捨てカメラ」でしょうか。
いや、もう若い方にはそれさえも何か分からないのかもしれませんね。
ジェネレーションギャップに震えます。

まず、フィルムは1本の撮影限度枚数が決まっています(一般的には36枚)。
撮り終わったら現像に出し、いろんな液に浸すことでフィルムに像が現れてきます。
それをプリントすることで、ようやくどんな写真が撮れているかが分かります。
現像からプリントまでの作業は、基本的には「現像所」にお願いするので、手間も時間もかかります。

デジタルみたいに撮ったその場で確認が出来る便利さはありませんが、写真になるまで待っている間のドキドキ感や、それを一枚一枚確認する時の作業がめちゃくちゃ楽しいです。
デジタルの便利さでは味わえない、僕にとっては至福の時間です。

フィルムで撮影された写真はデジタルに比べて発色も良く、描写もやわらかいので、猫ちゃんに限らず動物撮影の相性がとてもいいです。
撮影方法や構図が同じでも、デジタルとは全く別の写真になります。

とまぁ、フィルムに関してはそれくらいで、今回はノラ猫の撮影方法についても書かせて頂きますので、ご参考になれば幸いです。


トイカメラでノラ猫を撮ろう

僕の本業はトイカメラでの作家活動です。
被写体は空や花、観覧車などが中心ですが、ノラ猫も撮ります。
むしろそれをメインで撮影に出かけることもあります。

トイカメラとはフィルムカメラの一種です(トイカメラについての説明は最下部で)。
「デジタル」の中にも、デジタル一眼レフやコンパクトデジタルカメラがありますが、同じようなものです。
トイカメラとは、トイ=おもちゃ。簡単に言うと、機能の少ないフィルムカメラになります。

さて、ノラ猫の撮り方ですが、基本的には家の猫撮影と変わりません。
でも、ノラ猫は警戒心がとても強く、近寄ると逃げてしまう子がほとんど。
少し近寄ったら逃げちゃう子はもう諦めましょう。

向こうから寄って来る子なら問題なく撮影出来ますが、2〜3mくらいまで近付ける子でも撮影は可能です。
肝心なのは、その場に自分がいることが当たり前のようになるまで、しばらく待つことです。
馴染めば馴染むほど、警戒心も薄れていきます。
僕は近くに座ってしばらく待ちます。
すると猫ちゃん自ら、こちらに近付いて来てくれることもあります。
馴染んだとしても、いきなり立ち上がるとまた警戒されるので、そろそろと動きましょう。

この一連の流れは端から見るとめっちゃ怪しいです(笑)。

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(トイカメラのLOMO LC-Aで撮影。
「家政婦は見た風~ノラバージョン」ですね。
カメラを地面に置いて撮影しました)
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(LOMO LC-Aで撮影。親子なのかな? 子猫ちゃんがふざけだしました。
「この一瞬を逃さまい」といきなり動かないように、ゆったりとした動作を心がけました)
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(LOMO LC-Aで撮影。カメラを構えたまましばらく観察していたら、「何やってんねん!」と突っ込まれていました。笑)
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(フィルムの穴まで写る「スプロケットロケット」というトイカメラで撮影。猫目線にするために地面に置いて撮影)

フィルムカメラで猫のシルエットを撮るとドラマチックに