写真の撮り方1

可愛い猫写真って?

みなさんは猫のどんな瞬間が可愛いと思いますか? 無邪気な仕草も可愛いし、ご飯を食べている姿、寝ているところなどなど。ほんと、いろいろありますよね。
子猫なんて何もしないでも、ただその存在だけでも食べたくなるくらい可愛いです。
子猫は別格として、僕が思う可愛い猫の瞬間。
それは写真になると特にそうなのですが、『瞳孔が開いている瞬間』です。瞳に黒目がブワッと広がっている姿がたまりません。逆に縦に細い筋のような瞳って少し怖くないですか? 

これね、意外とみなさん気付いていないのですが歴然の差がありますよ。

写真の撮り方2

(昼に撮影。椅子の上にいるところ。太陽の光で部屋も明るく、瞳孔が細い筋みたいに)

写真の撮り方3

(夜に撮影。同じく椅子の上。明かりは部屋の電気のみ。椅子の背もたれでその光も少し影になっているので、瞳孔が開いて丸くなっている)

家の猫は可愛いけど、ノラ猫ってちょっと怖いイメージありませんか?
それはその細い目が原因。
瞳孔は人間と同じく明るい場所では閉じて、暗い場所だと開きます。
外にいる猫は太陽の光の元、とても明るい場所にいるので瞳孔も閉じたまま。だから細い筋のような瞳になります。
家の猫は電気を付けていても外に比べると暗いので、少し瞳孔が開いた状態になります。

暗くするのは、写真撮影にはNG!

「なるほど、部屋の明かりが暗いほど瞳孔が開く。だったら部屋を暗くすればいいのか?」 と。
これが一概には言えません。
暗い場所はカメラ側にはネックになってしまいます。

写真には光が必要です。必要なだけの光を取り込まないといけません。
それが暗い場所だとシャッタースピードが遅くなります。これはシャッターが開いている時間が長くなるということ。
つまり、その間に猫が動くとブレてしまうんですね。
もちろんカメラが動いてもいけません。(シャッタースピードについては今後の連載の中で説明していきます)

デジタル一眼だろうと、コンデジだろうと、スマホだろうと、光は必要です。
だから部屋をあまり暗くせずに撮らなくてはいけません。そこでいい方法があります。

猫は興奮するほど可愛くなる

瞳孔を開かせるには、部屋を暗くする以外にもう1つの方法があります。それは猫を興奮させること。
試しに猫じゃらしなど、我が家の猫ちゃんの遊びアイテムがあればそれを近付けてみて下さい。
猫じゃらしを目の前でフリフリすると、そこに集中して見る見る内に瞳孔が開いていきます。
はい、撮影するならこの瞬間です。

出来ることなら、右手にカメラ。左手に猫じゃらし。
自分のタイミングで撮れたらいいですが、もしそれが難しいなら、家族の方に猫じゃらし役をやってもらいましょう。
「猫が動くから撮れない?」 それは確かにそうですが、ちょっとコツがあります。猫が飛びつけないくらいの絶妙のスピードでフリフリします。
すると必死で目で追いかけてきます。そして、そのフリフリをピタっと止めます。すると、猫も一瞬だけ止まるんです。
その後、猫パンチが炸裂するか、身体ごと飛びついてきますが、この静止してる瞬間にシャッターを切りましょう。

サラっと説明していますが、意外と難しいので慣れが必要です。
やや上級者向けになるかもしれませんが、はじめに書いておきたかった「可愛い撮り方(瞬間)」です。
上手く撮れなかったとしてもまだまだ大丈夫。次回からは難易度を下げた撮り方を書いていきます。
今回は、『瞳孔の開いている猫は可愛い』。これを覚えていて下さいね。

写真の撮り方4

【知っておきたいカメラの基礎知識】「感度」の設定

コンデジやデジタル一眼には、「感度設定」という機能があります。「ISO(イソ)」と表記されています。
ISO200~1600くらいまでの間で設定することが出来ます。
カメラによって変わりますが、200→400→600→800→1600と切り替えることが出来ます。

「感度」とは簡単にいうと、光に対する能力値です。
数字が小さいほど(ISO200)たくさん光が必要になります。逆に数字が大きいほど(ISO1600)少しの光の量で撮影が出来、シャッタースピードも速くなって手ぶれも軽減。ブレることなく撮影することが出来るようになります。

設定の仕方はカメラの説明書を読んで下さい。目次に「ISO感度設定」と書かれています。
室内の猫を撮影する時は、800や1600がオススメです。

この感度設定は猫撮影にはとても重要です。

いきなり感度やシャッタースピードなどと言われても難しいですよね。今は全部理解出来なくてもいいのですが、とりあえず説明書を見て設定だけしておいて、少しずつ覚えていって下さいね。

シャッタースピード