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こんにちは、雨樹一期です。外猫の撮り方、第2回は「望遠レンズ」を使った撮影方法です。

デジタル一眼は「ダブルズームキット」で購入される方が多いと思います。カメラ本体+標準ズームレンズ+望遠ズームレンズのセットが一般的となっていて、レンズを単品で買うよりもお得です。
でも、この望遠ズームレンズってあまり使われていないのでは?僕もほとんど使いません。近くが撮れないので使い勝手がとても悪いです。でも、今回はようやく出番です。
望遠レンズのいいところはなんといっても被写体に近付かなくていいことです。警戒する猫ちゃんでも遠くから、大きく撮影することが出来ます。背景もボケるので、ちょっとプロっぽい写真になります。
標準ズームレンズしかない方は「望遠側」で、コンデジの方はズームして撮影しましょう。

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(ある程度まで近付ける子なら、望遠レンズを使えばアップで撮ることも出来ます)
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(猫のテリトリーを侵すことなく撮影が出来るのも利点)
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(猫に気付かれることなく、自然な姿を撮ることも出来ます)
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(望遠レンズがあると、警戒心を限りなく「0」に出来ますね)
 

望遠レンズの感度設定

望遠レンズは遠くの狭い範囲を写すのでブレやすいです。たとえ小さな手ぶれでも画面上では大きく影響を受けます。シャッタースピードは早い方がいいので、感度は800〜1600でもいいかもしれません。

ローアングルで撮ろう

自分が立ったままの目線で撮ると、猫の背景は地面になってしまいます。
ここで覚えて頂きたいのは、「被写体(猫)と背景の距離があるほどボケがきれいに出る」ということです。
つまり、ローアングルで撮る必要があります。猫写真家はほふく前進で猫に近付く方もいます。猫も警戒しないし、ローアングルで撮れるし一石二鳥ですよね。
さすがにそこまでして下さいとは言いませんが、カメラは出来る限り地面に置くくらい低い位置から撮影しましょう。

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(手前の草がうまくボケていますね。背景の植込みが近かったのが残念。
外猫は広い場所より、「すぐに隠れることが出来る場所」の近くにいるのでなかなか難しいです)
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(手前の草や束石、背景がボケて奥行きのある写真になりました)
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(背景が開けている場所にいる猫ちゃんは狙い目です)
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(地面を大きめに入れて、後ろ姿を撮ると物語ちっくになります)
 

光を意識して撮ろう

外猫は日陰にいることが多いですが、気持ち良さそうに日向ぼっこしている子もいます。そんな子を探しましょう。
逆光で撮ると毛がキラキラと輝いて暖かい写真になりますし、光が当たっているとふわっとした柔らかい一枚になりますよ。

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(逆光になる場所で撮ると、輪郭がキラキラ輝きます)
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(同じ場所にいる猫ちゃんでも光の当たる角度によって印象が変わります)
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(早朝の柔らかい光や、夕方の暖かい光の中にいる猫ちゃんは、ふわっと撮れるので狙い目です)
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(顔を撮ることにこだわるよりも、光と背景に気を配りましょう)
 

さて、次回はオーソドックスに、標準ズームレンズでの撮影方法を解説します。
デジタル一眼はこだわりだすと高いレンズが欲しくなりますが、望遠と標準の、この二本のレンズがあるだけでも充分に外猫の写真は撮れますよ。