最終回は、家族や大切な人と一緒に楽しめる「ワンネス・ドッグヨーガ」のご紹介です。

現代の日本では、子供を持たない選択した夫婦も増加し、犬や猫は人間にとって子供であり家族となってきました。
「ワンネス・ドッグヨーガ」は、家族の在り方が変化している中、愛犬を囲み“あうんの呼吸”で相手を思いやりながら、大切な人や家族との絆を深くつなげていくのが目的です。
そして、“すべての生き物たちは、お互いに支えあい、バランスをとりながら生きている”を「ワンネス・ドッグヨーガ」を通して体感していただけたら、大切な人と愛犬との生き方が豊かになると思います。

B-1_dogyoga5-1
 

ワンネスドッグヨーガを行うポイント

  • 自分と愛犬とパートナーを呼吸でつなげるイメージでゆったりと行う。
  • 初めは一人のポーズから入ってもOK、慣れたらパートナーとのポーズにチャレンジ。
  • 自分、パートナー、愛犬の体と呼吸と気持ちを感じながら行う。自分の体とパートナー、特に異性の体は違うことを感じてみよう。
  • 競争したり、自分のペースでグイグイ進めない。相手には相手のペースがある。
  • 焦らずに、パートナーと愛犬と声をかけながら、みんなが心地よい状態を探して行う。
  • みんなで楽しく笑顔で行う。
  • 終わる時は、愛犬、パートナー(家族)、全ての命に感謝し幸せを祈ろう。
  • 毎日少しずつ行ってみよう。家族間の心身のバランスが保てやすくなる。

ワンネスドッグヨーガから期待できる効果

愛犬には…

  • 大好きな人との繋がりを感じ、安心感、信頼感が増すことで、心身が深くリラックス。
  • 人とのコミュニケーション能力が高まる。
  • 仲間意識が高まる。

人間には…

  • 楽しく体を動かせるので、健康維持に役立つ。
  • 肌で触れ合いながら行うことで、嗅覚聴覚などの五感も刺激され感覚器官能力が高まる。
  • パートナーや家族間、愛犬とのコミュニケーションが増えて親密度もアップ。
  • お互いの心身の状態を感じ取りやすくなり、深く理解できるようになる。
  • 種を超えて、それぞれの役割、存在意義を見出し「支えあう、助けあう、寄り添いあう、信頼しあう、愛しあう」、家族みんなが対等の存在として絆が深まる。
  • 今、ここに、みんなで生きていることへの感謝の気持ちが深まる。

パートナーと行う「安楽座のポーズ」 

「安楽座」のポーズをパートナーと一緒に行ってみましょう。
基本的には連載第2回でご紹介した 「安楽座のポーズ」と同じです。

 

【飼い主さんの嬉しい効果】
心が落ち着く、愛犬と一体感を感じやすくなる

B-1_dogyoga5-2

(向い合せの安楽座のポーズ)

向い合せの安楽座
①愛犬を真ん中にして、向かい合い、お互いの膝を着けて楽に座ります。
②両手で愛犬に触れ、目を閉じてゆっくりやさしい呼吸をして一体感を感じてみましょう。

背中合わせの安楽座
①どちらか一人が愛犬を抱き、お互いの背中をつけて楽に座ります。
②お互いの背中で呼吸を感じ、ゆっくり呼吸をあわせてみましょう。

【ポイント】パートナーと愛犬を五感で感じ、やさしくゆったりした呼吸でみんなの心を繋げてみましょう。
※大型犬もポーズの手順は同様です。

パートナーと行う「英雄のポーズ」

「英雄」のポーズをパートナーと一緒に行ってみましょう。

【飼い主さんの嬉しい効果】
太腿の筋力アップ、下半身全体の引き締め
※膝に痛みがある時はやめましょう。

B-1_dogyoga5-3

(英雄のポーズ)

パートナーと「英雄のポーズ」をやってみよう

①愛犬を抱いて隣に並んで立ち、お互いの外側の脚を大きく後ろへ引きます。
②愛犬が落ちないように内側の手を使い、2人で工夫してしっかり抱きましょう。
③息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら内側の膝をゆっくり曲げます。
④2人の太腿の上に愛犬を乗せて、落ちないようにやさしく支えます。
⑤息を吸いながら外側の手を上にあげます。
⑥愛犬を五感で感じ、やさしい呼吸で5~10呼吸キープ。
【ポイント】何があっても愛犬を最期まで守り抜くヒーローになり、力強くポーズをとりましょう。
⑦息を吐きながら、ゆっくり腕を下ろします。
⑧息を吸いながら膝を伸ばして、愛犬を胸に抱きかかえます。
⑨後ろ脚をゆっくり前にもどして、両足を肩幅に開いて、全身を緩めて愛犬とリラックスしましょう。
⑩反対側も同様に行います。
※大型犬の場合は、足元にいる愛犬を二人で挟んで隣に並んで立ちましょう。内側の手を愛犬に伸ばし、外側の手を上げます。

次ページ>>腹筋・背筋など体幹を強化する「ボートのポーズ」