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こんにちは、雨樹一期です。
かわいい犬の撮り方第2回はちょうどタイムリーな撮り方。「イルミネーションを撮ろう」です。

前回の基本からは難易度はぐーーんと上がりますが、たくさん撮ればきっとお気に入りの一枚があるはず。

さらっと写真も掲載していきますが、僕もお見せ出来るのは数ある内のほんの数枚です。
後はブレブレボケボケ写真。
とにかくたくさん撮ることが第一条件になってきますが、こうすればまだ比較的撮りやすいですよーというコツを書いていきます。

夜の撮影はブレやすいので「シャッタースピード」を早く!

まずは、イルミネーションということで、夜です。当然暗いです。
写真には必要な光の量が決まっていて、夜は必要な光を集めるには時間がかかります。
すなわち「シャッタースピード」が落ちてしまいます。そうなるとワンコが少し動いてもブレてしまいます。
シャッタースピードは1秒にも満たないのですが、1/500秒と1/100秒でも随分変わってきます。

フラッシュで撮影すればいいんじゃないかってなりますが、どうしても少し不自然な写真になってしまうので、ノンフラッシュでの撮影が好ましいです。
今回はとにかくシャッタースピードをいかに早く出来るかがポイントです。

シャッタースピードを早くするにはどうすればいい?

■感度(ISO)は「1600」に設定

まずは感度設定です。(猫の撮り方03回参照

カメラ設定では「ISO」と表記されています。
これを「1600」に設定しましょう。
カメラによって違いますが、200〜1600くらいの間で調整が可能です。

感度を一言で説明すると、『光に対する能力』です。
数字が大きくなるほど能力が高く、少ない光の量で撮影が可能になりますが、難点としてはノイズが混じりやすくなります。
ざらっとして、黒いブツブツが目立つ写真になります。
高級機となれば3200まであげてもノイズは気になりませんが、コンデジやミラーレス一眼などであれば1600くらいの設定が好ましいです。

■絞り(F値)は最小値に

次は「絞り」です。(猫の撮り方09回参照

絞りとは『シャッター窓の穴の大きさ』のことで、カメラではF値で表記されます。
絞りを調節する、つまりシャッターを押した時に開く窓の大きさを変えることで光の量を調節できます。
F値は1.4〜22くらいまでありますが、これは数字が小さいほど、穴が大きくなります。
当然、シャッターを押した瞬間の穴が大きい方がたくさん光が入りますよね。

そこで光の少ない夜のイルミネーション撮影ではF値を最小値に設定しましょう。

デジタル一眼だとレンズによって絞りの最小値、最大値が違います。イルミネーションであれば、「F1.8」くらいがベストですが、そこはお手持ちのレンズの最小値に合わせましょう。

ただ、F値は数字が小さいほどピントの合う幅(被写界深度)は狭くなります。
少し大袈裟なたとえですが、「F8」で撮影すると、ワンコの背景と前景にもピントは合いますが、「F1.8」になると、ワンコの顔の一部のみにしかピントが合いません。

ただ、イルミネーションを撮るときは背景がボケた方がキレイに写るので、問題はありません。
光の玉がぼやっとして、幻想的に写ります。

この二点を設定することで、シャッタースピードが早くなり、下準備は完了です。

もう一度書いておきますが、感度(ISO)の数字は大きく、絞り(F値)は小さくです。

■カメラの持ち方のコツ

さて、撮影の前にもう1つ。カメラの持ち方を覚えましょう。
脇を締めて、カメラがブレないように、しっかりと固定し、左手はレンズの下を支えるようにしっかりと持ちます。
デジタル一眼の場合、両手でカメラの両端を持つ方がいますが、これはダメです。

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撮影ではワンコにじっとしてもらえる工夫を

それらを踏まえて。
撮影方法ですが、第一回と同じくおやつが必須です。
夜にワンコをノンフラッシュで撮影するには、ピタリと止まっている瞬間を撮るしかありません。
お利口な子ほど撮影は簡単ですね。

パートナーがいれば撮影に専念出来ますので、友人などに手伝ってもらいましょう。

ワンコの後ろにイルミネーションが来る位置でスタンバイします。
おやつを散らつかせてお座りしてもらいましょう。

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(おやつを見せてお座りしているところ。
動物病院からのグリーティングカードの依頼で、院長の飼っているワンコを撮影。
クリスマスらしく帽子を被ってもらいましたが、すぐにズレるし嫌がるので、撮れたのはこの一枚だけ)

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(同じく、動物病院のワンコ。やんちゃなのでカメラにも興味津々。
なかなかじっとしてくれなくって、撮影は超大変でした)

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